明治20年からのものづくり
その歴史は古く、明治20年代の東山油田の開発を契機として、原油の輸送、掘削関係の機械類及びさく井機械の製造業に端を発します。大正初期には、第一次世界大戦を背景に工作機械の生産を開始。産油量の大幅な減少から石油産業依存からの脱却を図ります。
そして昭和10 年、「工業立市」を宣言し、蔵王・城岡地区の工業団地造成に着手。
昭和15 年ころまでには、精密測定器をはじめ、各種機械工場及び鋳造工場が進出し、今日の工業都市長岡が形成されました。
その後、第二次世界大戦を経て、軍需依存から紡績機械等の民需への転換を図り、昭和30 年代に機械産業が飛躍的に発展し、「ものづくりのまち長岡」として地域産業を牽引してきました。
現在の長岡は、地域内での多様かつ高度な技術を生かし、工作機械だけでなく各種産業からの少量多品種の部品製作はもちろん、機械装置の一貫生産が可能な、他地域では類を見ない「ものづくり産業集積都市」に発展しました。産業・行政・各種団体・教育が一体となり、企業や業種だけでなく、官民の枠組みを超えた「地域共同受注体制」を整え、皆様のご要望にお応えしております。
5つの強み
- 高度な技術をもつ「ものづくり企業」がバランスよく集結
- 歴史ある工作機械産業から培った多様性を誇る「高度な技術力」
- 長岡技術科学大学、長岡造形大学、長岡大学、長岡高専の「3大学1高専」が集積する優れた人材の宝庫
- 「産学連携」に対する積極的な支援体制
- 物流の結束点(空路・港湾・高速・新幹線)が可能にする主要都市との利便性が高い交通アクセス
長岡市は鉄道・道路が充実する高速交通網の要衝です。JR上越新幹線により東京~長岡は最短で90分。
関越自動車道と北陸自動車道を分岐する長岡ジャンクションが市の中央に位置し、長岡IC、中之島・見附IC、長岡北スマートICから主要都市へ短時間でアクセス可能です。